絵画展が楽しみな季節になってきました
昨日、鹿児島市内の黎明館にてサムホール美術展を見に行って来ました。
今年は作品を出品しました。10年ぶりの出品です。そして、入選しました。
毎年、開催中日くらいに行くのに、今年はソワソワして初日に出かけました。
サムホール展というのは、出品できるサイズがサムホールサイズだけに限定された絵画展なのです。大きさは約16cmx23cmと小さい。
小さいけれど、なかなか奥が深いなぁと今回つくづく思いました。
さっくり描こうと思えばさっくりでも構わなそうなサイズ。
でも、やはり上級者はこの小さい世界に惜しみなく描写する。
ここまで描くのか!と思える程に。
自分の作品はどこに展示されているのだろうと気になりながらも、ゆっくりと作品を鑑賞していく。
「この小さな点はどうしたら描けるの?何を使って描いてるの?」
「猫ちゃんー、かわいい!」
「うん、お孫ちゃん愛だよね〜」
「この絵、額縁ととっても合ってる。」
「う、この絵、額縁に負けてる。。。」
「うーん、この絵はとっても私の好み!欲しい!」
「あ、すごい!額縁にまでペイントしてある。しかも調和取れてる。」
なーんて、心の中で勝手に呟きながら、毎度毎度の鑑賞の仕方。。ハハ^^;
さて、自分の作品を目にした時、少し気恥ずかしい気持ちでしたね。
あ、そこにいたの!居心地はどう?なんてね。。
撮影の許可取り済みなので、しっかり遠慮なく写真を撮ってきました。笑
どんな絵なのか? 静物画とだけ書き記しておきます。^^
搬入の準備で額縁を押し入れから取り出した時のこと。
額縁の裏を見たら、10年前の紙が張ったままだった。いつの間にか10年も経ったんだね。。
でもね、その感傷に浸っていられたのは少しの間。
なんと、額縁に使われていたのはガラスだったのです。出品規定ではアクリルでなくては受け付けないとあるので、慌ててホームセンターに行って、アクリル板を買い、急いで帰り、
規定サイズに切りました。念のためにアクリル板用のカッターを購入しておいて正解でした。普通のカッターとは違って、引っ掻きながらアクリル板を切るという、慣れない作業をしながら、時間と睨めっこでした。
少し時間の余裕が欲しかったので、高速道路でビューンと飛ばして行きましたが、
黎明館に着いてからもアクシデントが待ち受けていました。
ん、搬入口はどこ?
前は画材展に持ち込んでいたので、自分では搬入した事が無かったのです。
搬入口を見つけるまで15分もウロウロしてしまいました。
黎明館で絵画展がある度に足を運んでいるのに、搬入口がどこにあるのかも知ろうとしなかった。今まで縁がなかったからとはいえ、粗忽者だなと改めて思い知りました。笑
さて、次の作品は何にしようかと考えながら過ごしていますが、
あれもこれもと、描きたいと思うものはたくさんあるのに、しばし怠惰な時間を過ごしています。
来月は水彩画展があるようなので、鑑賞の楽しみを持ちつつ。。
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