父の百歳の誕生日を祝う
この前、父の百歳の誕生日を祝いました。
昨年の敬老の日にも、子供、孫から祝いが送られて来たけど、それぞれの生活があるから、遠方から駆けつけて来ることは出来ませんでした。
LINEで「おめでとう!」が来たことを、父に伝えるのみだった。
これは日が過ぎてから感じたのですが、誰も来ない。声も聞かない。
人の温もりが感じられなくて寂しい気がした。
100年生きているんだよ!すごくない!? 仕方ないけど、誰も来ないんかーい!
と、私だけが息巻いていました。^^;
今回は少し策を練りました。
事前に皆んなにメッセージを録画してLINEで送って欲しいとお願いしました。
そして、父宅にパソコンを持ち込んで、遠方に住んでいる姉とパソコンでLINEビデオがちゃんと機能するかテストをしました。無い脳を絞って、疲れましたわ。
誕生日の前日に、孫達からメッセージが来ました。
あまり音信の無い、姪っ子たちには無理を言えないので、その親に判断をお任せ。
(想定内ですが、来ませんでした。)
誕生日の当日は、姉達から花束や祝い酒等が届きました。
私の絵のプレゼントも喜んで貰いました。
LINEメッセージを繰り返し、繰り返し父に見せました。
父は孫達の声に、少し涙ぐんでいるようでした。
そりゃぁ嬉しいよなぁ。。。うん。
バースデーケーキに火を灯してスタンバイして、姉とLINEビデオで繋ぎました。
何故かというと、一緒に「Happy Birthday *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. 」
を歌ってもらおうと思っていたからです。笑笑
姉と姪っ子は、ちょうど食事済ませていたらしく、駅の構内の壁を背に待っていました。
一応打ち合わせ済みで、待っててもらったのですが、まさかバースデーソングまで付き合うことは予想していなかっただろうな。 ( ̄∀ ̄)笑
まま、お互い、パソコンを通してではあるけど、同じ時間を共有できて良かったんじゃないかと思う。
一緒に顔を見ながら笑えたし、ろうそくの火を消すのを見守ったり、近況を話し合えたりできた。声は一番嬉しかろう。
いい日でした。
さて、父はというと、大きく切り分けたケーキを
「これは美味しいねー!」と言いながらしっかり完食しました。
夕食は奮発して蟹鍋にしたのに、もう夕方は早々にスヤスヤと眠ってしまいました。
蟹、高かったんだぞー、誕生日に父に食べて欲しかったんだぞーの思いはしまい込んで、
兄と私と夫の三人でワイワイ食べましたがね。笑
父の分はちゃんと冷蔵庫に取り置いておきましたが、一緒に食べたかったな。。
また来年に持ち越すか。。
もしも、来年、一緒にご飯を食べる日が無くなっていても、それはそれで受け入れるつもりではいる。だから、一日一日を大切にしなくてはいけないなぁとも思う。できる範囲で。
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